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歯周組織再生療法(歯周病治療)

コラム

2019/06/01


皆様は、「歯周組織再生療法」と言う治療法はご存じでしょうか?

簡単に言うと、歯周病で壊された骨や組織を再生させる治療です。

歯肉をメスで切って歯の根の周りの汚れや歯石を綺麗に取り除き、

なくなった組織を再生させる薬を縫って歯肉を縫い合わせる。

という外科治療のことを言います。

そのなくなった組織を再生させる薬で、最近よく使われるように

なったのが「リグロス」という薬です。(写真の薬)

この「リグロス」が開発される前は、「エムドゲイン」という薬

が主役でしたが、最近はどちらもよく使われます。

私もどちらの薬も使いますが、「リグロス」は、歯肉を縫い合わせた後の治癒がいいようです。

というのも、「リグロス」の成分は、医科で褥瘡潰瘍・皮膚潰瘍治療薬として使用されていたので

歯肉の治りもよいのだと思います。

リグロスには、細胞増殖促進作用があるからでしょうね。

しかし、歯周病の歯に何でもかんでも「リグロス」や「エムドゲイン」を塗れば、失った骨が再生するという

わけではありません。

歯の揺れ具合はどうかのか?

外科時に、歯の根の周りの汚れや歯石がしっかりと除去できているかどうか?

どれぐらいの量、どの範囲で骨がなくなったのか?

骨がなくなったのは垂直的か水平的か?

歯の周りの骨の壁の状態がどうなっているのか?

なくなった骨のスペースに患者さん自身の骨や代用骨を入れるかどうか?

膜(入れた骨が荷崩れしないようなブルーシートみたいなもの)を使うのかどうか?

切開線のデザインで、骨の欠損部に掛かっていないか?

縫合がしっかりとできているかどうか?

など、

オペ前にCTで確認し、しっかりとした治療計画を立てておかないと成功しないのです。

「リグロス」は、保険治療の歯周外科治療でも使えるようになりましたが、

単純にリグロスを塗って終わりだけの治療なので、簡単な骨の欠損でしか効果がないように思います。

患者さんが、痛い思いをして外科治療をするのですから、最大の治療効果がでる治療法の提案をする

必要があると私は考えます。(自由診療での提案)

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