MICROENDOSURGERY

MICROENDOSURGERY

根管治療でも治癒しない場合に
行う外科的歯内療法
(マイクロエンドサージェリー)
根管治療でも治癒しない場合に行う外科的歯内療法(マイクロエンドサージェリー)
歯の模型と歯科治療器具

外科的歯内療法(マイクロエンドサージェリー)とは

外科的歯内療法(マイクロエンドサージェリー)とは

マイクロスコープを用いて丁寧に根管治療を行っても成功率は100% ではありません。
歯の根の治療(根管治療)を行っても治癒しない場合に、次の手として外科的歯内療法を行います。
外科的に、歯の根の先端3mmを切り落とす手術です。
外科的歯内療法は従来、肉眼で行っていたため成功率は約60%程度で決して高い成功率ではありませんでした。
しかし、マイクロスコープ(実体顕微鏡)を用いた外科的歯内療法 (マイクロエンド サージェリー)により成功率が格段に高くなります。
また、傷口も必要最小限で済みます。
非常に繊細な処置なので、痛みも少なく治癒も早いのです。

マイクロスコープ(顕微鏡)

こんなことで困っていませんか?

こんなことで困っていませんか?

  • 根管治療を受けても症状が改善しない
  • 根の先に膿が残っていると言われた
  • 再治療のたびに歯を削るのが不安
  • 歯を抜かずに残したい
  • 痛みや腫れが長引いている

根管治療でも治癒しない場合に行う外科的歯内療法

根管治療でも治癒しない場合に行う外科的歯内療法

  • 外科的歯内療法(マイクロエンドサージェリー)とは
    外科的歯内療法(マイクロエンドサージェリー)とは
    マイクロスコープを用いて丁寧に根管治療を行っても成功率は100% ではありません。
    歯の根の治療(根管治療)を行っても治癒しない場合に、次の手として外科的歯内療法を行います。
    外科的に、歯の根の先端3mmを切り落とす手術です。
    外科的歯内療法は従来、肉眼で行っていたため成功率は約60%程度で決して高い成功率ではありませんでした。
    しかし、マイクロスコープ(実体顕微鏡)を用いた外科的歯内療法 (マイクロエンド サージェリー)により成功率が格段に高くなります。
    また、傷口も必要最小限で済みます。
    非常に繊細な処置なので、痛みも少なく治癒も早いのです。
    治療中の当院歯科医
FLOW

外科的歯内療法術式(マイクロエンドサージェリー)の流れ

FLOW

外科的歯内療法術式
(マイクロエンドサージェリー)の流れ

  • CT撮影で状態を確認
    CT撮影で状態を確認
    当院でCT撮影を行い病巣部の大きさや位置、 歯の根の状態を確認します。
    CTで撮影した歯のレントゲン画像
  • 歯肉を切開
    歯肉を切開
    十分に麻酔をして、患歯付近の歯肉を切開します。
    歯肉を切開するイメージ
  • 病巣部を除去
    病巣部を除去
    切開して骨を露出させ、病巣部を除去し、この時一緒に歯根の先3mmも一緒に除去します。
    手術直後
  • 切開した歯肉を縫合
    切開した歯肉を縫合
    切り取った歯根の切断面を特殊なセメントで封鎖し、切開した歯肉を縫合します。
    縫合された歯茎
  • 治癒
    治癒
    術後数ヶ月で傷口はほとんど残りません。
    また、切り取った歯根の周囲は数ヶ月で骨できれいに覆われて治癒します。
    治療後の歯のイメージ
CASE

症例写真

CASE

症例写真

守口市内の根管治療はおまかせください歯の大きさは、大臼歯でも1㎝程度でその中にある根管は数㎜単位です。肉眼での従来の根管治療は、手探り状態での治療しかできず術者の経験と感覚に頼るしかありませんでした。また根管内を綺麗にする作業もその指標や基準が感覚的なものでした。
ところがマイクロスコープ(顕微鏡)が用いられるようになると今までは見えなかった根管の中を拡大して治療することができ、細部までよく見えるようになりました。
これにより根管治療成功率が格段に上がりましたが、それでも治癒しない場合は外科的歯内療法を行います。
実際にマイクロスコープ(顕微鏡)を用いて外科的歯内療法(マイクロサージェリー)を行った当院の症例を下記に紹介します。

外科的歯内療法

  • 術前CT画像
    術前CT画像
    術前CT画像
    病変部(黄色点線部)内に異物が浮遊している
  • 術前X-ray
    術前X-ray
    術前X-ray
    右上側切歯(右上2番)に膿みが溜まり、病変内に異物が押し出されている(黄色点線部)
  • 術前写真
    術前写真
    術前写真
    矢印の歯が痛い
  • 歯根端切除手術後
    歯根端切除手術後
    歯根端切除手術後
    傷口が目立たないように細い糸で縫合
  • 術後3年経過CT画像
    術後3年経過CT画像
    術後3年経過CT画像
    外科的歯内療法により病変と異物を除去
    黄色矢印部に骨再生が認められる
  • 術後3年経過X-ray
    術後3年経過X-ray
    術後3年経過X-ray
    外科的歯内療法で病変と異物を除去した。
    黄色矢印に骨再生が認められる。
  • 術後3年経過写真
    術後3年経過写真
    術後3年経過写真
    傷口は綺麗に治癒している

具体的な治療計画

上顎前歯の根の先に膿みが溜まり、その中に異物が浮遊している。顕微鏡(マイクロスコープ)を用いて外科的に異物を除去することとした。
実際には、患歯周囲歯肉を切開し、 歯肉をめくり根尖周囲の骨と根尖及び異物を除去し、膿みのたまっている 部分(炎症部分)を綺麗に掻き出し、歯肉を元に戻し縫合します。

治療後について

手術は顕微鏡を用いて行うので、患歯周囲の骨の削除量もそれほ ど大きくなく以前の肉眼で行う手術より成功率が高く、術後の腫れ も以前よりは軽減されています。
また、非常に細い糸で傷口を縫合 するため治癒も早く3ヶ月後には傷口がほとんどわかりません。 手術後は、経過観察し根尖を除去した部分に新しい骨が出来てくる かどうかをレントゲンやCT撮影で確認します。

副作用・リスク

・外科手術のため、術後に腫れや痛みが生じる。
・解剖学的な問題から手術部位が限られる。
・手術中に歯根破折が見つかった場合、抜歯になる可能性もある。
・解剖学的な問題から、神経や血管を損傷する可能性もある。
・全てのケースで成功するわけではない。

概算治療費

1本 165,000円(税込)

外科的歯内療法

  • 術前CT画像
    術前の写真
    術前の写真
    上顎4前歯セラミック冠のため、セラミックをはずさずに右上中切歯(右上1番)を根管治療して欲しいとのこと
  • 術前X-ray
    術前X-ray
    術前X-ray
    右上中切歯(右上1番)黄色点線部に膿みがたまっている。
    セラミックをはずさずに治療するには、外科的歯内療法が選択される。
  • 術前写真
    外科的歯内療法術後2年経過X-ray
    外科的歯内療法術後2年経過X-ray
    黄色矢印に骨再生が認められる。
    患者様の希望通りセラミックをはずさずに治療を終えることが出来た。

具体的な治療計画

右上中切歯(右上1番)は、他院でセラミック冠を装着した。
セラミック装着後、根の先に痛みが発症。
セラミック冠を除去せずに治療できないかと相談を受けた。
外科的歯内療法(マイクロエンドサージェリー)で外科的に病変部を除去することを提案した。
実際には、患歯周囲歯肉を切開し、 歯肉をめくり根尖周囲の骨と根尖及び異物を除去し、膿みのたまっている部分(炎症部分)を綺麗に掻き出し、歯肉を元に戻し縫合します。

治療後について

手術は顕微鏡を用いて行うので、患歯周囲の骨の削除量もそれほ ど大きくなく以前の肉眼で行う手術より成功率が高く、術後の腫れ も以前よりは軽減されています。
また、非常に細い糸で傷口を縫合 するため治癒も早く3ヶ月後には傷口がほとんどわかりません。 手術後は、経過観察し根尖を除去した部分に新しい骨が出来てくる かどうかをレントゲンやCT撮影で確認します。

副作用・リスク

・外科手術のため、術後に腫れや痛みが生じる。
・解剖学的な問題から手術部位が限られる。
・手術中に歯根破折が見つかった場合、抜歯になる可能性もある。
・解剖学的な問題から、神経や血管を損傷する可能性もある。
・全てのケースで成功するわけではない。

概算治療費

1本 165,000円(税込)

上顎右側第二小臼歯の外科的歯内療法

  • 手術後1週間(抜糸直前
    手術後1週間(抜糸直前)
    手術後1週間(抜糸直前)
  • 術後3ヶ月
    術後3ヶ月
    術後3ヶ月
    傷はほとんど残りません。

上記症例のレントゲン 術後の経過


  • 術前
    術前
    術前
    根管が白く映っている根の先端に炎症があります。
  • 手術直後
    手術直後
    手術直後
    根の先端部病変は全て綺麗に除去しました。
  • 術後3ヶ月
    術後3ヶ月
    術後3ヶ月
    術直後と比べて骨再生しているのがわかります。
  • 術後11ヵ月
    術後11ヵ月
    術後11ヵ月
    骨再生が進み歯根の周囲が健康になりました。

具体的な治療計画

主訴:右上第二小臼歯の根の先の病変(慢性根尖性歯周炎)
マイクロスコープを用いて根管治療を行っても病変がよくならない ことがあります。
その場合、次の治療はマイクロスコープを用いて 歯の根の先(根尖)を外科的に除去する治療法(マイクロエンド サージェリー)を選択します。
実際には、患歯周囲歯肉を切開し、 歯肉をめくり根尖周囲の骨と根尖を除去し、膿みのたまっている 部分(炎症部分)を綺麗に掻き出し、歯肉を元に戻し縫合します。

治療後について

手術は顕微鏡を用いて行うので、患歯周囲の骨の削除量もそれほ ど大きくなく以前の肉眼で行う手術より成功率が高く、術後の腫れ も以前よりは軽減されています。
また、非常に細い糸で傷口を縫合 するため治癒も早く3ヶ月後には傷口がほとんどわかりません。
手術後は、経過観察し根尖を除去した部分に新しい骨が出来てくるかどうかをレントゲンやCT撮影で確認します。

副作用・リスク

・外科手術のため、術後に腫れや痛みが生じる。
・解剖学的な問題から手術部位が限られる。
・手術中に歯根破折が見つかった場合、抜歯になる可能性もある。
・解剖学的な問題から、神経や血管を損傷する可能性もある。
・全てのケースで成功するわけではない。

概算治療費

165,000円(税込) ※1本

料金表

料金表

外科治療 ¥165,000(税込)
ご予約はお電話にて承っております
tel.06-6992-4550