上顎第一大臼歯の根管治療

上顎第一大臼歯の根管(歯の根の入り口の穴)は多くの場合4つ有ることが多いのです。

一昔前までは、歯の根が3つあるので根管の穴は3つあると言われていました。

しかし、歯科用マイクロスコープ(顕微鏡)が使われだした約20年ぐらい前から根管は4つある歯が多いというデータが多い。

また若年者は根管の数が太く、多いが、歳をとるとともに根管も細くなり、もともとが細かった根管は閉鎖されて3根管になるケースも多くなってきます。

若年者の場合は、5根管、場合によっては6根管あるケースを私は経験しています。

 

根管の見落としによる再治療のケースをなくすためにもしっかりと根管を見つけることが大切なのです。

たとえマイクロスコープを使わなくても、口腔内カメラを使用することでその確認を行うことが十分にできます。

根管治療の成功率を上げるためには、しっかりと根管を見て確認という作業が必要なのです。

 

下記に当院で患者様説明用に使っている口腔内カメラで撮影した右上上顎第一大臼歯の再根管治療

(歯の根に膿がたまっていたため治療)の写真です。

①治療前にゴールドの被せ物が被っていた。

②被せ物を外した直後の状態、かなり汚れていて根管が3つしか確認できません。

③4つの根管を見つけて綺麗にしたあとの写真