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虫歯になりにくい被せ物って何でしょうか?

コラム

2017/03/05

「セラミックや自費の被せ物にすれば、虫歯になりにくいのですか」と患者様から質問されることが多々あります。

皆さまも、費用を掛ければ虫歯になりにくいような気がするのではないでしょうか?

私の見解を申し上げると答えは「NO!!」です。

なぜでしょうか?

セラミックなどの材質は確かにツルツルして汚れは付きにくいのは確かです。(材質的は最高です。)

しかし、それだけではダメなのです。

一番大切なのは、被せ物と削った歯の境(つなぎ目)いかにピタッと適合しているか?ということがポイントになります。

要は、精密さです!!

セラミックの被せ物を入れても削った歯とのつなぎ目がうまく合っていないと簡単に虫歯になります。

逆を言うと保険治療の被せ物でもつなぎ目が上手く合っていれば虫歯になりにくいのです。

しかし保険治療では、治療時間が十分取れないので妥協し必要最小限の精密さを与えるという治療になります。

当院では、この原則を守れば簡単には悪くはなりません。

(定期検診やメンテナンスを十分しての話です。)

では、セラミック治療やその他の自費治療は、保険治療とは何が違うのでしょうか?

それは、患者様に、十分な治療時間を費やすことができるので、精密さを追求することができるのと虫歯になりにくい清掃しやすい被せ物の形に修正することができるのです。

そこで重要なのが、被せ物を入れる前の削った歯の形なのです。

上の写真は、歯を削った型取り前の写真ですが、歯肉からの出血が全くありません。

削った歯の型取りをする前にいかに綺麗な歯肉に仕上げておくかということが、最大のポイントになります。

綺麗な型取りができて初めて高精度な被せ物をつくることができるのです。

当院の審美歯科のこだわりは、ここにあります。

それともう一つ大切なのは、私と上手な歯科技工士(セラミスト)が心の通じ合う仕事が出来る事なのです。

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