顕微鏡を用いた歯肉移植(根面被覆)

Case1

①右上犬歯の歯肉が縮んで(退縮)います。

歯の根が露出して削れているので冷たい物がしみると訴えておられました。

 

通常よくする治療は、歯の根が露出して削れているところに白い詰め物をカバー

するのですが、この患者さんは、歯肉が薄いのでさらに歯肉が縮む可能性が考えられます。

 

このような場合は、歯肉が縮んでいる部分に歯肉を移植して、歯肉を厚くすることが重要です。

 

②移植手術1週間後の抜糸前です。

 

1週間しか経過していませんが傷口がとてもきれいです。

 

③移植後1ヶ月の状態です。

 

1ヶ月の短期間で、ほぼ周りの歯肉と馴染んでいます。

 

歯肉の厚みも十分増え、抵抗性のある強い歯肉となりました。

 

冷たいものもしみません。

 

顕微鏡(マイクロスコープ)を用いた繊細な手術でなければ、

 

短期間で審美的にも良好な結果が得られないでしょう。

 

④移植後4ヶ月後の状態です。

経過良好です。

 



Case2

①他院でオールセラミックを被せましたが、歯肉退縮して根面がでています。

審美的障害が主訴です。



②露出根面に歯肉を移植してカバーしました。(抜糸前の状態) 

術後1週間。

③術後7週間経過。歯肉は綺麗に治癒しています。