16日 9月 2019
写真は、下顎第二大臼歯(下の一番奥歯)です。黒い線がスーと入っているのが確認できると思います。 黒い線は、第二大臼歯の一番奥側にあります。こういうケース、結構多いのです。 歯ぎしりやクイシバリの強い方に多く見られます。 咬み合わせの力で歯に亀裂が入り亀裂部の歯肉のポケット深くなり歯ぐきが腫れくるというパターンです。 残念ながらこのケースは、保存不能です。 無理やり治療しようと思えば、やれないことはないですが、咬み合わせで一番力が掛かる歯なので、予後は極めて悪いのです。 歯を保存するという事は、治療歯を生かして機能させる。 その歯で噛めるようにするということなのです。 また、なぜその歯は悪くなったのかを原因究明とその問題を解決できなければ、治療できたとしてもまた同じことが起こってしまいます。 写真のような「破折のケース」が一番厄介なのです。
13日 9月 2019
1枚目の写真は、上顎の前歯2本のオールセラミック冠が装着されています。2枚目の写真は、その仮歯(プロビジョナルレスト)の写真です。 セラミック冠が装着された写真 (1枚目)は、歯肉の状態も綺麗で歯の形や色も周辺の天然歯と非常によくマッチしています。それを可能にしたのが、仮歯(プロビジョナルレスト)なのです。私は、自然なセラミック冠を入れるために、とにかく仮歯の調整にこだわります。 最初から自分で仮歯を作り、患者様の周りの歯や顔や口唇にマッチするように細かい調整を何度も何度も行います。オールセラミック冠(1枚目)と仮歯(2枚目)の形がほとんど同じであることがわかると思います。セラミック冠の形や歯の長さや咬み合わせなどと同じ状態に仮歯を細かく調整することが最も大切な作業なのです。セラミック冠の形と仮歯の形が全く同じであれば、患者様もどのようなセラミック冠が入るのか想像がつきやすいですし、仮歯を調整して患者様が気に入った歯の形や長さをそのままセラミック冠に置き換えることができるので、患者様の満足度も上がるのです。
10日 9月 2019
写真は、全てセラミックです。 私が処置してから、6年以上経過しています。 6年以上経過しても歯肉の状態もよく経過良好です。 その中でも、(写真真ん中の)犬歯と(その左隣りの)側切歯の2本はラミネートべニアで修復されています。実はこのラミネートべニアを長期で維持するのが結構難しいのです。ラミネートべニア治療とは、歯の表面をほんの僅か0.3~0.5mm削って薄いセラミックを削った歯の表面に張り付ける治療です。審美のための歯科治療です。ラミネートべニアの利点は、「歯を表面しか削らなくてよい。削る量が少なくて済む」「歯の表面の色や形を変えることができる」などですが、実際に処置してみると、非常に難しいのが現実です。欠点は、たくさんあります。適応部位は、上下の前歯に限定されます。(臼歯べニアがは割れる可能性が高い)また、歯を削る量は、表面の硬いエナメル質の範囲内なので、理論上冷たいものがしみたりしないのですが、歯の歯肉近くのエナメル質の厚みは非常に薄く、エナメル質より中の象牙質まで削ってしまうことが多いのです。象牙質まで削るとセラミックと歯を接着剤(セメント)でしっかりと接着させないとしみます。
09日 9月 2019
9月8日(日)東京でインプラントの講習会に参加していたのですが、帰りの指定席をキープしていた新幹線が間引きされ運転中止になりました。(新幹線の指定席、グリーン車は全て売り切れ) 下り新幹線は、午後3時ぐらいからどんどん運転中止する新幹線が多くなり、午後6時前は新幹線ホームは大混雑でした。私のその中にいたのですが、何とか18時20分の新大阪行きの自由席に乗ることができました。自由席の車内は、満員電車状態で、通路は人でギュウギュウ詰め状態でした。 博多行きは、もっと大変でホームで待っていても乗車できない方がたくさんおられました。
05日 9月 2019
写真の歯は、全てオールセラミック冠です。 私が治療してから、6年経過しています。 6年経過していますが、セラミックの状態はもちろんのこと歯肉の状態も非常によく天然歯と見間違えてしまします。 このような状態を保たせるには、患者様の日々のメンテナンス(ブラッシング)が良好なのはもちろんのことですが、セラミックを入れる前にどのくらいの量の歯を削り、また歯をどこまで削るか考え、仮歯(プロビジョナルレストレーション)で歯肉の状態を健康に仕上げた結果、このような良好な状態を保つことができたのです。また、当院のセラミスト(セラミック専門歯科技工士)との連携が上手く取れていることも大きな要因です。最近は、スピード勝負(できるだけ早く終わる)のセラミック治療も増えていますが、治療回数・治療時間の短縮をするという事は、どこかにしわ寄せがくるということで、セラミック修復後、何年か経過して大きく歯肉が下がってしまったり、日々の歯の清掃が上手くできないセラミックの形になっていて、すぐに虫歯になってしまったりするケースも多いようです。
02日 9月 2019
当院は、歯科治療における骨の再生療法に取り組んでおります。 歯の根の先端に膿が溜まり骨がなくなってしまった。 歯周病で骨が溶けてなくなってしまった。 インプラントをしたいが、骨がない。 などで、悩んでおられる患者様も多いかと思います。 当院は、徳島県鳴門市の「とみなが歯科医院」と連携し、 骨再生療法や治療症例検討会を定期的に行っております。 日々進歩する再生療法を学び、治療に取り入れ、改善し患者様に最善の治療を提供できるようにすることが、私の役目ではないかと考えています。
01日 9月 2019
当院にお越しになる患者様は、根管治療の再治療希望でお越しになる方が多数いらっしゃいます。 多くの症例で、根管の中の状態が汚染されておりマイクロスコープ(顕微鏡)を用いないとその汚染状態がわからないものがほとんどです。 また、マイクロスコープ(顕微鏡)をも用いて的確に汚染箇所を除去しないと綺麗になりません。 肉眼の治療では、わからないことがたくさんあります。再根管治療の成功率を上げるには、根管内の汚染物質の除去がどれだけできるかに掛かってくるのです。また、ただマイクロスコープを使えば治癒率が上がるというものでもなく根管治療の細かいテクニックを持ち合わせていないと上手くいかないことが多いのです。 当院は、こだわった治療に特化して「患者様の天然歯を残す」努力を行っております。
30日 6月 2019
最近では、歯科用CTを導入されている歯科医院も多くなりました。 当院でも、歯科用CTをかなり以前から導入しております。 難しい親知らずの抜歯、インプラント治療、歯周外科治療、歯根端切除術、(外科症例ではない通常の根管治も含む)など、外科治療を行う上でCT撮影し画像解析することは、とても重要です。 要は、三次元的に審査診断し、外科の治療計画を立てることが安全に外科治療を行う上でとても大切なことなのです。 上の写真の左は、従来のパノラマ写真です。右は、CT撮影された三次元的な写真です。 どう考えてもCT撮影された三次元的な写真の方が情報量が多いので、正確な診断、状況把握ができます。 安全に可能な限り配慮し、外科治療の精度を上げるためにCT撮影はどうしても必要なツールなのです。 また、外科処置は必要のない根管治療でもCT撮影は非常に有効です。 歯の歯根の中で神経が通る管(根管)の状態や炎症の広がりがよくわかります。 根管内での治療器具の破折症例でも、どこにどのような状態で器具が破折しているかを把握することができます。 歯科でもっとも大切なのは、審査・診断と治療計画
15日 6月 2019
2019年6月15日(土) 東京にて 第40回日本歯内療法学会学術大会 に参加しています。 当院では、顕微鏡(マイクロスコープ)を使った根管治療を希望され来院される患者さんが多くいらっしゃいます。 当院での治療を希望される患者さんに、良い治療を提供できるように、しっかりと勉強して参ります。
08日 6月 2019
私は歯科医師になってから20年以上になりますが、いまだに自分が形成した歯の模型を見て改善点がないかをチェツクします。 ミラーを見ながら細部を意識して歯を削るのはなかなか難しい作業になります。 また、削っている隣の歯を傷つけずけないようにしないと、隣の歯が虫歯になったりもします。 自分が行う歯科治療の質が患者さんの歯の寿命に大きく影響するので、治療の質の向上のために練習を続けるのは非常に重要なファクターなのです。 それとともに、日々進歩する歯科医学の知識の習得も非常に大切な事柄です。 知識の習得と技術の習得のための練習、この2つの事柄を両立することが出来て初めて、質の高い歯科治療を行うことができると私は信じています。 患者さんに、質の良い歯科治療を提供出来るように、日々努力いたしております。

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